千葉美もとやま校長ブログ

千葉美術予備校の本山ひろ子が受験のこと、日々感じたことを綴ります。

10年

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10月は秋の訪れを感じるのか、千葉美の卒業生が何人か私のアトリエに遊びにきてくれました。夏のアトリエはとにかくどこも暑いので、あまり人を呼ぶことができないのですが、この季節は日差しも穏やかで外も寒くないので心地よい時間を過ごすことができます。

この日は10年前に千葉美を出た工芸科卒業の二人がきてくれました。千葉美で出会い大学では工芸科に進み、同じ専攻に進んだ二人。今では一人はパソコンに向かってプログラミングをこなす毎日。もう一人は職人としてそれぞれの会社で頑張っているとのこと。10年経った二人は本当に逞しく、今はそれぞれの地で一人暮らしをしながら仕事に励んでいるようです。

美術予備校というのはちょっと特殊で、木炭紙サイズなんてなかなか家で描けるものではないし、集中もできないし。予備校にいる時間だけが受験の対策の時間とも言えます。家では寝るだけ。受験が近くなるにつれて家族よりも一緒に過ごす時間が長くなったりて。ここで培った繋がりというのは本当に強く、楽しく、何よりしなやかなんです。時間が経っても緩むことがない。この時の時間のままなんです。

次の日、予備校のサーバーを整理していたら2016年のフォルダがあり、スケッチ旅行のしおりとか、入学オリエンテーションの案内とか。もう誰も必要としないであろうものが出てきたので、どんどんゴミ箱に捨てて整理をしていました。そんな中に10年前の写真が出てきました。芸大の合格発表の写真。なんだかみてるだけで涙が出そうになるような素敵な写真。ここに載せたいけど今は色々あると思うのでそれはやめておきましょう。

昨日、授業が終わって事務所のお菓子にわらわらと群がる津田沼校のデザイン科の女子たちを見ながら、10年後にはどんな素敵な大人になっているのかなぁなんて思った、秋の夜長です。

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